相続コラム 28 11月 2018 遺言と事務委任契約 「遺言」は自分の亡き後自分が遺した財産をどのように処分するかを決めておくもので、自身の意思表示、相続争い防止などの一定の効果があるものです。 数年前までは、遺言なんて死を連想させるから縁起が悪いなどと言われ敬遠されていましたが、最近は積極的に遺言の作成を考える人が増えてきました。 「遺言」を遺すこと… 続きを読む
相続コラム 22 11月 2018 ハイブリッドな専門家が必要なわけ 「相続専門」の看板を掲げている専門家は多くいますが、蓋を開けてみると「相続の中の不動産について」や「相続発生後の税務申告について」、「相続発生後の不動産登記について」、「相続準備のための生命保険について」など、相続という大きな括りの中の小さな専門分野であるということも珍しくありません。 そういう専門… 続きを読む
終活コラム 4 11月 2018 任意後見契約ってなに? 認知症になったらどうしよう! 自分が不安になるだけではなく、家族も不安になる文言です。しかし、いざ!というときにならないと行動しないのが多くの人間の性でもあります。 認知症になるということは社会生活を営む上でどのような弊害があるのでしょうか。 認知症の症状というのは代表的なものでいうと「物忘れ」から… 続きを読む
相続コラム 18 9月 2018 共有は平等という勘違いがもたらすものは? 相続手続きの中で一番大変なのが遺産分割です、遺産を誰にどのように分配するかを共同相続人全員で話し合って決める作業です。そして、この遺産の中に不動産がある場合には、不動産を共同相続人の人数分に切り分けることができないので、不動産を誰が承継するかという問題が浮上してきます。 家督相続の考えを引き継いでい… 続きを読む
相続コラム 13 9月 2018 相続で取得した家が空き家に…放っておくと大変なことに? 相続で相続人が取得するものの一つに不動産があります。この不動産、望んで取得する場合と望まずに取得する場合ではその後の不動産のあり方に雲泥の差が出て来る可能性があります。 望んで取得する場合のことはここで述べる必要はないと思いますので、望まずに取得する場合についてお話ししたいと思います。 遺産を誰が承… 続きを読む
相続コラム 8 9月 2018 無料相談の落とし穴? 相続というものは一生のうちで何回も経験するものではありません。直接的な経験でいえば自分自身の両親が亡くなったときの2回、間接的であれば配偶者の両親が亡くなったときの2回、というのは一番多いパターンではないでしょうか。多い人はそれにプラスして兄弟姉妹や叔父叔母(伯父伯母)の相続に関わることもあるでしょ… 続きを読む
相続コラム 4 9月 2018 相続放棄について 相続開始後に判断しなければならないことの一つに、被相続人の遺産を承継するか否かということがあります。単純に考えれば、被相続人が所有していた財産を相続人が“棚ボタ”として貰うのだから、遺産を承継するというのが当然のように思えます。しかし、遺産に負債があった場合、負債というマイナスの財産が通常の財産であ… 続きを読む
相続コラム 10 8月 2018 相続問題…大した財産はないから、我が家はみんな仲がいいから、という理由で避けていませんか? 8月の夏休み、そしてお盆、この時期になると家族や親戚が集まる機会が多くなります。そういう時にこそ相続について家族で話をしておきましょう、という呼びかけを昨年もさせて頂きましたし、他の機関や専門家からも話が出やすい時期ではないでしょうか。 しかし、相続は関係ないと避けてしまう方も少なくありません。理由… 続きを読む
相続コラム 8 8月 2018 遺産分割で揉める原因 相続手続きの最大の山場で最も重要なものが遺産分割です。しかし、この遺産分割は相続における争いの大元にもなるものです。 何故、遺産分割は揉めてしまい、相続争いの元となり易いのでしょうか。 遺産分割の方法として遺産分割協議があります。協議分割という方法です。 遺産分割協議というのは被相続人の遺産をどのよ… 続きを読む
相続コラム 3 8月 2018 法律の規定を無視して円満相続? 相続においては様々な要因によって様々な問題が発生し得ます。個々の家族によって全く違う様相を呈する相続は、法律の考え方だけで問題解決に至るのでしょうか。 ある法律の専門家はこう言います、「寄与分は認められないから、ダメですね。」 寄与分の主張をバッサリと切り捨ててしまう文句です。確かに、寄与分は審判等… 続きを読む