相続コラム 30 9月 2019 知らないうちに債務の相続人?再転相続と熟慮期間の起算点 被相続人の遺産を承継する際の選択肢として、単純承認、限定承認、相続放棄があります。そして、この選択は3ヶ月以内に行なわれなければならず、何もしなければ単純承認したものとみなされます。 多くの場合単純承認という選択肢が採られ遺産分割協議や遺言によって遺産の帰属先を決めていきますが、この遺産の中に負債が… 続きを読む
相続コラム 4 9月 2018 相続放棄について 相続開始後に判断しなければならないことの一つに、被相続人の遺産を承継するか否かということがあります。単純に考えれば、被相続人が所有していた財産を相続人が“棚ボタ”として貰うのだから、遺産を承継するというのが当然のように思えます。しかし、遺産に負債があった場合、負債というマイナスの財産が通常の財産であ… 続きを読む
相続コラム 27 4月 2018 相続・贈与と考える詐害行為(取消権) 詐害行為とは債務者が債権者を害することを承知の上で行った法律行為のことで、債権者はその法律行為の取り消しを裁判所に請求することができます、これを詐害行為取消権と言います。 相続や贈与を考える上で、負債との関係で少しでも法律をかじったことのある人は詐害行為という言葉が頭をよぎるのではないでしょうか。 … 続きを読む
相続コラム 23 3月 2018 遺産に負債があるとき どうなる? どうする? 相続の時に問題となるのが遺産分割です。誰が何をどれくらい相続するのか、簡単に決着すれば良いのですが、なかなかそうもいかないところに問題の複雑さがあります。 なかでも遺産に「負債」があった場合に面倒になることがあります。場合によっては「負債」の押し付け合いなどが起こることも、、、。 そこで、今回は遺産… 続きを読む
相続コラム 15 3月 2018 意外と知らない、熟慮期間3ヶ月の「起算点」 相続が開始すると当然のごとく遺された配偶者や子供達が被相続人の財産を承継するものと思われがちです。多数の場合はそれが当然であることは確かです。 しかし、中には相続財産より負債が多いとか、負債があるのは分かっているけど幾らあるのか不明であるなどのケースもあります。また、何らかの事情で相続権はあるけれど… 続きを読む
相続コラム 13 1月 2018 相続人は誰か? 相続が開始すると最初に行わなければならないのが、相続人の確定です。法定相続人を基準に実際の相続人は誰かを確定させる作業です。これは当人たちにとっては、そんなのは調べなくてもわかるよ、という事柄ですが、相続の手続き上は必要な作業で、第三者に証明できなければなりません。 第三者に証明するとはどういうこと… 続きを読む